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雅楽 天地雅楽 天地乃響

雅楽 楽器で演奏 大阪府立体育会館 天地乃響

先日、コメント投稿に「天地雅楽は古典の雅楽はやらないのか?また、どうせ出来ないのだろう。新興宗教との癒着があるのか」というコメントを頂戴致しました。

角が立つ文面でありました為にコメントの反映は見合せましたが、ここで私及び「天地雅楽」の趣旨を公表したいと思います。

私、久次米一弥の本職・本業についてご説明致します。
【本職は神社神職】です。
【本業は音楽作家】です。
プロの雅楽奏者ではありません。
また、自らプロの雅楽奏者であると言ったことはありません。

私が雅楽と出会ったきっかけは、高祖父や曾祖父や祖父の影響によるものです。
私の母方の高祖父は岡山藩の楽師をしておりました。明治選定譜が成立するよりも昔の話となりますが、廃曲となった手筆書きの譜面が現存しております。
そして曾祖父は宮内省の奥好義などに師事しており、神社・神道に限定し国風の御神楽や雅楽を奏でる地方の伶人でした。
国家神道の時代には現在は使用されていない奉幣曲や御製や御神楽などが祭典楽として使用されておりました。
そして、天理教や金光教などの教派神道(新宗教)の黎明期に、依頼を受け祭儀奏楽の創成に携わっていました。しかし、私を含めて特定の新宗教の信者ではありません。現在でも良いご縁として交流はございます。

今から7年ほど前に、天地雅楽に新興宗教の信者や教会師弟等が三名加入していた時期がありました。
私は当初メンバーとして受け入れましたが、途中で信仰を強制されたり、広告塔として無断で宣伝に掲載されるようなことがあり、また大きな問題が起こり悪影響が出るようになり、メンバーから外すようなことがありました。

さて私は、基本六調子は笙・篳篥で一通りの稽古を子供の頃よりいたしましたが、それら古典の雅楽をプロを名乗り演奏する気は全くありません。
また、それらに執着も全くありません。

私は神道家で育ちましたポリシーとして、雅楽は神社の祭典に於いて演奏を致します。
しかし、それらをレコーディングして公表したり、公演で演奏するということは考えておりません。
また、古典の雅楽に於いては、私どもよりも上手な方々がいらっしゃいますので、せっかくですので古典の雅楽は上手な方の演奏を聞いて頂く方がよいと思っております。

長くなりましたが、
私の本業は「プロの作曲家」としてテレビや舞台などに楽曲を提供することです。
天地雅楽でも同様に「作曲家」として常に新しい音楽を生み出すことに挑戦しております。
雅楽器を私に代わって演奏して下さる方はいつでも歓迎致します。
私はあまり雅楽器を演奏することに気が進みません。

最後に...
私は、神道の「八百万の神々」の和を尊ぶ精神から、他の雅楽奏者の方を批評することはナンセンスだと考えています。
素晴らしい雅楽の演奏をされる方に素直に賞賛を贈り、リスペクトしております。


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