2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」のテーマ音楽を作曲されている坂本龍一氏の「Tong Poo(トンプー:東風)」です。
坂本龍一氏の曲では「戦場のメリークリスマス」や「エナジーフロー」が人気ですね。「Tong Poo」は最初、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のアルバムに収録されました。1999年の坂本氏の「BTTB(通常版)」では、ピアノ一人連弾で再収録されています。一人連弾とは、前もって仕込んだ自動演奏との連弾で、自分で全部やると難易度は高くなります。楽譜はヤマハ・ミュージック・メディアの「ピアノソロ 坂本龍一 オールアバウトBTTB」です。
ヤマハのディスクラビア(グランタッチ:DGT2IIXG →http://usa.yamaha.com/product_archive/keyboards/dgt2m2xg/?mode=model)を使って、低音部のパートをあらかじめ録音して、一人連弾を再現してみました。アレンジは一部、坂本氏が「ヘイ!ヘイ!ヘイ!(http://www.youtube.com/watch?v=qsDcHm8d3KU)」で弾いていたものを参考にしています。
途中からは高音部のパートをオーバーダビングし、ギターシンセサイザーに持ち替えて弾いています。ギターはゴダンのナイロン弦(Godin ACS/USB Nylon String Electoric Guitar)を使用。シンセサイザーはローランドGR-55です。音源はコンサートピアノ音源を使い、最後はピアノのプリセット・パッチを元に、ピッチをオクターブ上げて(ギターのフレットが足りない!)、ストリングスもかぶせてみました。イメージはパット・メセニーの「オーケストリオン」です(笑)。
タイトルに「世界初!」とあるように、自動演奏ピアノ+連弾+ギターシンセサイザーで"world first 6 hands"のオンリーワン演奏です。楽しんでいただけたら幸いです。
この曲はとても気持ちいいです。聞いても良し!弾いても良し!坂本教授、ありがとう!