未知との遭遇か!→http://miffiokun.blog.fc2.com/
(Lyrics)
見慣れた街並み 眩しい朝日 会社員だいたいがうつむきがち
真面目男たち初めに挨拶 改札 愚痴 こぼす 過酷な日々を
ゴミくるまったズタボロ もう拾ったものひっぺ返す あいつら俺を指さす
怠け者 それが今の名前 浅黒い肌 痩せ細るガタイ
かわいそう 住所不確定 楽をして転落の末なれの果て
泣いて逸らした視線 冷やかな東京 伸ばした髭 明らかに同情はない
後ろめたい 穴入りたい 昨日見つかった駅の死体なりたい
あぁでもなりたくないさ 毎晩怖さ怯えては泣いた
早くここから抜け出たいよ 太陽の根元まどろんだ怠け者
強く一歩踏み出したいよ 最初ジッポ火をつけ埋めていく ほとぼり
早くここから抜け出たいよ 太陽の根元まどろんだ怠け者
強く一歩踏み出したいよ 毎度みっともなく じっとして元通り
ボソボソ独り言 うわ言四の五の これでも昔は知れたもの
誰言う 青い果実採ったあのころ 甘酸っぱい けどいっぱい夢抱いて
失敗 数だけ不満が内気 歪んだ体の痛み節々
土に還る友見るにつけ そこの温度計 底さすマイナスで増す寒さ
気で紛らわし まるで形なし 千鳥足 踏み倒し騙し貸し借り
眼と眼が合えば勢いの喧嘩 粋がった 負けん気の喧嘩なんか
フッと気がつくとアスファルト ちょっと時間経つと思い出す
金属バット血まみれな目で地べた伏せ
すみません 低姿勢 悪い癖の尽き 乱れた服を直し
落ち着くと悔やみ 暗闇の中かなり くすり すすり泣く
はたく埃 溜息ひとつ じっと少し待ち 唾吐き落とす
早くここから抜け出たいよ 太陽の根元まどろんだ怠け者
強く一歩踏み出したいよ 最初ジッポ火をつけ埋めていく ほとぼり
早くここから抜け出たいよ 太陽の根元まどろんだ怠け者
強く一歩踏み出したいよ 毎度みっともなく じっとして元通り
桜花咲いた木々の下 幾度見た階段 どっち サイダーを飲む家族連れ
幸福と顔埋め 娘 洋服 色づく目 肩すくめ いったいなぜだ
どの道ずれた 靴の紐 いっそ切れた生きる気力 欲も失せた
囲む地下道 も工事中 ロープ宙に浮く住居 封書は退去通告
スーツせわしなく仕事こなす 聞き入る耳もたずに指示促す
バス停 激しく降る悪天候 彷徨う路頭迷う孤独の人々は立ち尽くすだけ
大粒の雨したらせ 色褪せたまま もう一度 けど二度と戻れない場所
聞こえない音 独り言
早くここから抜け出たいよ 太陽の根元まどろんだ怠け者
大都会の底で生きる 甘い 蜂の蜜 宝の地図 求めて漂う
排気ガス灰色増す東京 泣き出しそうな空模様 表情
暗く紙バッグ持ち右往左往 空き箱片手探す寝床何処か
早くここから抜け出たいよ 太陽の根元まどろんだ怠け者
強く一歩踏み出したいよ 最初ジッポ火をつけ埋めていく ほとぼり
早くここから抜け出たいよ 太陽の根元まどろんだ怠け者
強く一歩踏み出したいよ 毎度みっともなく じっとして元通り
陽は昇りそしてまた陽は沈む 毎日はきつく 重くリスク
蛇口ひねると出てくる水の雫 飲むたびに季節移り変わり気づく
綺麗なミルクのシルク 眠り美しい リズムで目が覚めた
ボロの衣服 ひずむ社会のメカニズム ニュースだと気難しぃそうに言うけど
早くここから抜け出たいよ 太陽の根元まどろんだ怠け者
強く一歩踏み出したいよ 最初ジッポ火をつけ埋めていく ほとぼり
早くここから抜け出たいよ 太陽の根元まどろんだ怠け者
強く一歩踏み出したいよ 毎度みっともなく じっとして元通り