HEY! HEY! HEY! 生のチャンプXmasⅢ
D.C.1(西暦1999)年12月20日
於:東京・お台場レインボータウン
『史上最低のクリスマスソング、聴きやがれ!』
聖飢魔Ⅱ以外、誰にも唄う事は不可能であろう、
至高にして究極、そして最低最悪のクリスマスソング!
ゴスペルとヘヴィーメタルが融合した、奇蹟の楽曲です
デーモン小暮閣下のヴォーカルと絡み合う、
エース清水長官&Sgt.ルーク篁Ⅲ世参謀の奏でるコーラスのハーモニーが美しいです
TV番組サイズ(しかも生放送!)と云う事でショートverになっていますが、
歌われているのは(青春編でも唄われている)1番では無く、(よりメッセージ性の強い)2番の歌詞です
とても有難い事に、画面上に歌詞がちゃんと表示されますので、
デーモン小暮閣下の極悪なヴォーカルを堪能しつつ、じっくりと歌詞をお読み下さい
この曲が「メリークリスマス♪」と浮かれる愚民共を恐怖のドン底に叩き落としたであろう事は
想像に難くありません
「何故同じ曲に『青春編』と『完結編』が存在するの?」と疑問に思った方へ・・・
この曲が完成したのはB.D.3(西暦1996)年
当初から小教典(シングル)として発布される予定でしたが、7分にも及ぶ大曲だった為、
小教典にするには曲が長過ぎるとレコード会社(BMGジャパン)から指摘を受けました
これについて構成員、スタッフ間で検討したところ、
「2番をカットする」or「ギターソロをカットする」という二者択一を迫られる事に
この曲の作曲者であるSgt.ルーク篁Ⅲ世参謀は
「絶対に(強いメッセージを込めた)2番を残すべき!」と主張しましたが、
レコード会社的には「構成としてギターソロが無いのはおかしい」となり、
結果として2番をカットする形で「悪魔のメリークリスマス(青春編)」が完成したのでした
当時は、次なる大教典(第12大教典"NEWS")で完結編の全貌が明らかになるとされていました
しかし、その後の大教典に収録される事は無く、この「完結編」は幻のバージョンとの色合いが強くなって行く事に
D.C.1(西暦1999)年夏に行われた1999大黒ミサツアーの大阪公演中のトークにおいて
完結編の収録が発表され、同年9月22日に発布された聖飢魔Ⅱの最終最大小教典「20世紀狂詩曲」の
カップリング曲としてこの「完結編」が収録され、信者の耳に届く事に
こういった紆余曲折を経てようやく(完全版として)発表されたこの「完結編」
初めて聴いた者は2番の歌詞に衝撃を受けた事でしょう
ギタリストであるSgt.ルーク篁Ⅲ世参謀が、見せ場であるギターソロをカットしてまでこれを収録すべき!と
主張したのですから、
聴き手に受け取ってもらいたいメッセージとして強い想いを抱いていた事が読み取れます
悪魔から人類に対する警告でもあり、聴き手ひとりひとりがこれをどう解釈し何をすべきか
この2番の歌詞は、いつの時代にも強烈なメッセージを人々に与え続けているのです
関連動画
聖飢魔Ⅱ 悪魔のメリークリスマス ~完結編~(Full ver)
http://www.youtube.com/watch?v=eU7ph0wc7NM
聖飢魔Ⅱ 悪魔のメリークリスマス <PV>
http://www.youtube.com/watch?v=dG7eW03mD8w
聖飢魔Ⅱ 悪魔のメリークリスマス ~青春編~
http://www.youtube.com/watch?v=eVhBNi_Qr4Q
聖飢魔Ⅱ 悪魔のメリークリスマス ~青春編~ <小教典>
http://www.youtube.com/watch?v=jkO8WPtRyAY
「聖飢魔Ⅱ=蝋人形の館、それ以外は知らない」と云う人にこそ聴いて欲しい1曲です