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浜崎あゆみ / SEASONS

神徳氏、菊池氏含む、数十人のスタッフは看護士体制、あゆは『殺人的に忙しい』
まさにあゆは、そういう表現の日程の人だった。全てが、分刻み。

 これは、情報番組『スーパーテレビ・情報最前線』(日本テレビ系)で 密着ドキュメント「噂の歌手の正体を見た浜崎あゆみ・・・光と影」OA 放映、5月22日以前の代々木体育館の 2000年5月13・14日のチケットが最初に撮影されています。

 つまり、『光と影』放送時には、体調不良は始まっていたことである。私が撮影したチケットは、その一週間前の代々木のチケットです。

 普段聞きなれない「突発性内耳障害」という病気があゆを襲ったのは、00年6月のこと。

 このニュースについては、ファンの多くがよく覚えているだろうが、ここでもう一度振り返ってみよう。

 この年の春、あゆは『vogue』『Far away』『SEASONS』と3ヶ月連続でシングルをリリースしていて、4月28日からは千葉・東京ベイNKホールを皮切りに、初の全国ツアーとなる『A第一幕』を開催していた。

 これは、第2期のツアー『A第二幕』とあわせて全国を2回りするもので、4~6月にかけて『第一幕』で千葉、福岡、広島、仙台、東京、札幌、名古屋、大阪、横浜と周り、6月~8月にかけて『第二幕』で仙台、札幌、広島、名古屋、東京、長野、大阪、福岡、横浜と回っていくというのが、スケジュール。

 また、『第一幕』は大掛かりなマジックなどの演出に凝った趣向で、『第二幕』はステージに巨大スクリーンのみというシンプルな構成で見せるというものだった。

 当初は緊急手術と言われた「突発性内耳障害」とは、耳の奥に痛みと不快感が伴い、難聴感が生じるというもの。

あゆの場合はひだり耳に出ているが、ストレスや過労、または仕事のために大音量で音を耳にする機会が多く、それが原因とも思われる。

 しかも、もともと耳が弱かったのか、99年5月8日、赤坂BLITZで行われた、アルバム発売イベントのクイズ当選者対象のライブ『ayumi hamasaki secret LIVE』の際も、耳に炎症を起こしている。

 あゆには身体の故障が多いのも事実だ。

 01年の初のドームライブツアー「ayumi hamasaki DOME TOUR 2001 A 」の初日、6月22日の福岡ドーム公演でのリハーサルではステージから転落して、左足をねんざしている。このねんざは事故だが、この年10月4日には急性胃腸炎で緊急入院。15日まで仕事を休んでいる。

 殺人的に忙しい身なのだから、疲労はつのる。

 あゆは26thシングル『Free & Easy』リリース時のインタビューで、次のように語る。

 『昔は自由がないとか、時間がないって思ってた自分がいたりしたんですけど、今は時間も作ろうと思えば作れる・・・物理的に一日24時間しかないんですけど、でも会いたい人がいたり行きたい場所があるなら、寝なくてもそこへ行ってやりたいことをやればいいし』

 半分暴論にも見えるあゆの言葉だが、あゆ自身はどんなに忙しくて体力的にもキツい毎日を楽しんでいても、それで精神的に充実していても、身体がついていかない場合もある。

 また自分でさえ気づかないところでストレスがたまっているという場合だってある。

 00年春のこの頃のあゆの疲労は、かなりのものだった。精神的にも不安定で、仕事から逃げたいという発言も残している。原因はそのへんにあったのかもしれない。

 浜崎の参加を受け、綾小路は「彼女がこの街で歌う。一体誰が想像出来たでしょうか」と男泣き。「企業でも、個人でも、金銭でも、権力でも、成しえない。僭越ながら、氣志團だからこそ、この最高峰のアーティストの皆様にご賛同頂けたのだと自負しております」と鼻高々だ。

  DJ OZMAは「あゆちゃん出るってマジ? うおー、やばい! 熱い! 間違いない! やるじゃん、氣志團!すげーぜ、氣志團!」と大喜び。「このイベント、こんなに豪華過ぎて1000%採算取れないだろーなー。 ま、ま、ま、こんな時代だからこそ、パーっと行こうぜ!!」と気炎を上げ、準備万端だ。

この年、CDセールス940万枚、売り上げ、214億。一位。


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