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たどりついたらいつも雨ふり(1972年7月)ザ・モップス

元々は吉田拓郎がアマチュア時代に所属していたGSバンド「ダウンタウンズ」の曲で『第2回ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト』に出場した際に演奏していた曲である。 タイトルも「好きになったよ女の娘」だった。

1970年前後はロックよりもフォークの方が、言葉を音楽に乗せるという点で先行していたため、フォークシンガーから楽曲提供を受けて、言葉を大事にする部分を残してロックを作ってみたらどうだろう、というホリプロのプロデューサー・奥田義行の発案を受けてアルバム『モップスと16人の仲間』(1972年7月5日発売)が製作された[1]。 この中で吉田が上記の「好きになったよ女の娘」の歌詞を書きなおして提供した「たどりついたらいつも雨ふり」が飛び抜けて出来が良かったため、アルバム発売と同時にシングルカットして出した。これは14万枚を売り上げ、モップス最大のヒットになった。 星勝は「モップスが模索してきた日本のオリジナル・ロックがこの作品で、ある程度到達できた」と話している[1]。

またこの曲は、後に多数のアーティストからカバーされている。 提供者の吉田は1972年のアルバム『元気です。』と1997年のセルフカバーアルバム『みんな大好き』(「吉田拓郎とLOVE2 ALL STARS」名義)でセルフカバーしている。 吉田版では「たどり着いたらいつも雨降り」と表記されている。

B面の「くるまとんぼ・アンドロメダ」は六文銭の小室等、及川恒平が提供した作品である。

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