【気軽にクラシック６】 スメタナ：交響詩「モルダウ」（チェコ･フィル）＋菊池渓谷

Smetana: Symphonic poem "Moldau" (Czech Philharmonic / Rafael Kubelik)

　チェコの作曲家スメタナ(1824－1884)による連作交響詩「わが祖国」の２曲目が、最も有名で単独でも演奏される「モルダウ」です。モルダウ(ヴルタヴァ)川は、チェコを流れる河川で、曲は、源流から始まって１つの大きな川となり、途中の岸辺の情景や急流などを描写しています。
　６曲からなる「わが祖国」はチェコの自然や歴史を題材とした交響詩で、毎年、スメタナの命日である５月12日に開かれる「プラハの春」音楽祭では、最初にこの「わが祖国」が演奏されます。

　菊池渓谷は、阿蘇外輪山の麓に広がる原生林の中にあり、四季折々の表情が楽しめるところです。なお、ＮＨＫの『精霊の守り人』のロケ地の一つです。