未だ尚争いを止めぬ人間達を 片時も見離さず 空は青く澄み渡る
嫌な顔一つせずに「力など無意味」と自我は謎 今は過去 見たままの 陽は上がろう
ひさかたの天の香具山 利鎌に 木霊した小川に 鳴り渡る風の詩
唐辛子色に染まる空へ舞い上がる 星はヨダカ 神懸かる雲の切れ間にはソナタ
面長に伸びる月影の元に横たわり
想い想われの 見えない心の手を繋ぎ止めて貴方が居るから私は居る
何処までも続く 此の我の道の虹に 一度きりの意味を知り
私は貴方の雨傘となって 悲しみの雨を受け止めるのです
所異なれど同じ空の下 元も子もなく 異夢を見る
そろそろ ボロボロ ロボット諸々 ヨボヨボ パーツがポロポロ
本当の事も言えずに喉元過ぎれば熱さを忘れる子供の頃に戻ろう 各々炎を心に灯そう
そもそも人間そのもの元の元は ボノボの創造 この世に生まれた喜び衝動 装いもせずに堂々誇ろう
羅列される差別に負けず叫ぶ 「破滅に向かって掛ける訳は何故?」
「豆粒程の命かて蔑むなかれ」と欠け行く満月
壁をすり抜けて行く当てもない旅に出掛けた風の帰り待てと・・迎える者よ 比べず歌え 生まれ来る子よ 君が不可欠