【気軽にクラシック９】＜透明感＞ レスピーギ：リュートのための古風な舞曲とアリア 第３組曲 （ロサンゼルス室内管）＋黒川温泉

Respighi: Ancient Airs and Dances Suit Ⅲ　(Los Angeles Chamber Orchestra / Neville Marriner)

　イタリアの作曲家レスピーギ(1879－1936)が、15,16世紀の弦楽器リュートのために書かれた舞曲をもとに、３つの管弦楽組曲をつくりました。この第３組曲は４曲で構成される弦楽合奏曲です。どの曲の主題も耳に残る旋律で美しいのですが、特に第３組曲のシチリアーナは有名な曲です。平原綾香はこの旋律に歌詞をつけて歌っています。

　３月、黒川温泉を訪れた日は、近くの山（十数キロは離れていると思います）で野焼きをしていて、風に乗って灰が温泉街まで飛んできていました。