意味もなく笑っていた あの頃はいつも遊び疲れ
怖いものは何もなくて その代わり何も背負いもしなかった
あの頃の僕たちは時間など気にもせず確かに
明日があった 夢があった 毎日がいつも輝き溢れていた
時が経ち歩き出した 今までと何か違ってた
戸惑ってた 怯えていた まだ見ぬ明日が怖くなってた
あるかどうか分かりもしない失敗ばかり頭の中
下を向いて 後ろ向きで 現実の中流れてゆくのか
あの日の僕たちはどのくらい遠くへ行ったか
明けてゆくあの空見上げ まだ見ぬ明日を待ち焦がれた
僕は壊す まず壊した 世間の下らない白い目を
そりゃ怖いさ 不安だらけさ それでも僕を突き動かすものは
いつか見た大人たちが子供の様に輝く姿
いつか見た大人たちがつまらなそうに下を向いてる姿
僕たちはいつも探してた あの夏の幻を
真実はとても儚くて 知るほど残酷で
それでもあの未知を行けば きっとどこかへつながると思ってた
あの日の僕たちはどのくらい遠くへ行ったか
明けてゆくあの空見上げまだ見ぬ明日を待ち焦がれた
明けてゆくあの空の儚さは 逃避でも脱落でもなく本当の心
それなのに僕たちときたら大人になるとか履き違えて
あの日に描いた高鳴る想い あれからどこかへ消えてしまったのか
そんなのちっとも面白くもなんともないんだ
遠き灯火は消えはしない