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HAPPY BIRTHDAY『しゃかいのごみのうた』23才の女子編

新進気鋭の映像作家『エリザベス宮地監督』による男子の切なる思いと、心の闇を見事に具現化したリアルショートムービー。
しゃかいのごみって何ですか?
私ですか?
あなたは大丈夫ですか?

◆デビューアルバム「ファーストキス」/2011.10.26 Release!
わたしとHAPPY BIRTHDAYとの出会いの曲は、
「しゃかいのごみのうた」だった。
正直ちょっと嫌なことがあって、サイテー最悪な気分のときに聴いてしまった。
だれだって、地獄に落ちたような気分になるときがあるものでしょ?
他人は楽しげに見えるものでしょ?
ちょっと引くくらい自虐的になっちゃう日だってあるでしょ?
だから、「わたしは社会のごみかかすだ」と言われれば、「あなたがごみなら、わたしは社会の人の目にも見えないような塵ですよ」と言いたくなる。
それからしばらく、他の曲へはいかずに何度もヘビロテで聴いた。
すると「そんな可愛い声でそこまで自分を責めなくてもいいんじゃない......?」といつの間にかこちらが励ますような気分になって、元気をもらってることに気がつく。
すごい歌だ。
何周もして人の気持ちをくるくるっとかき回して、元気づけるとか。気取らない潔さがカッコイイ。
地の果てまで落ち込んだときに襲い来る、自暴自棄なおセンチハートを代弁してくれてるような感動があった。
絶望的なほどに自虐的なのにちゃんと希望がある。
進むべき道がしっかり見えてくる。
我に返り、アルバムを通して聴く。
繊細な可愛らしさの中に、激しく強い意思みたいなものが見え隠れする。
ここまでド直球に感情を投げ込まれたら、こっちもド真ん中で受け止めるしかないじゃないか。
でも彼女たちと会ったら、すべて見透かされてるみたいな気持ちになりそうで心配だ。
 "~等身大のリアルな気持ちを歌詞にのせて~"とか、どこかで聞いたことのあるような解説はしたくなかったけど、ここで言わなかったら一生言うことなさそうだから、言う。
これこそが正真正銘のリアル。
恋する乙女心がそのまんま詰まっていてきゅんきゅんと胸が切ない。
オンナ心のわからない男の子にどんどん聴かせるべきだと思う。
 1枚のアルバムを通して、ひとりの少女の姿が浮かびあがってきた。
成長さえも見えてきた。
ドラマがあった。
小説1冊読み終わった後みたいな達成感があった。
小説を読みすすめていくような感覚でアルバムを聴いたのは初めてのことだ。
聴き終わったあと、よっしゃー!ってなった。
わたしはこれからもこの物語の続きを読みふけっていたいのだ。
竹村真奈(タイムマシンラボ)

◆HAPPY BIRTHDAY初のワンマンライブ「ファーストキス」
2011.11.25(金)@下北沢CLUB QUE /START:19:00


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