直木賞受賞作家・小池真理子の半自伝的小説を、『太陽の坐る場所』などの矢崎仁司監督が映画化。日本中に学生運動の嵐が吹き荒れた1969年の仙台を舞台に、時代の影響により学園紛争に関わっていた女子高生と、バロック音楽喫茶「無伴奏」で出会った男女の恋模様を描く。成海璃子が、ヒロインの女の性を渾身(こんしん)の演技で見せる。その相手役に『紙の月』などの池松壮亮がふんするほか、『虎影』などの斎藤工、ベテランの光石研ら多彩な顔ぶれが共演。
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