1、夕闇が立ち込めて
身にしみる夜風のつめたさ
一人おまえは今頃何をしてるだろう
きこえるかい このつぶやき
伝わるかい 愛の叫びが
離れても二人の 燃えるこの炎は
誰も消せはしない 誰にも奪えない
かき鳴らすこの胸
それはただおまえの やさしい指だけさ
旅する心の痛みをまぎらし
お前のつもりで つまびく哀しいギター
夜が更けるまで 夜が明けるまで
2、蒼ざめた泣き顔に
いじらしい微笑み浮かべて
そんなおまえが この眼やきつきとてもつらい
きこえるかい このためいき
つたわるかい 愛の鼓動が
リラの咲く木陰で 今度会うそのとき
それが待ち遠しい いとしさ増すばかり
できるなら今すぐ
そのからだ抱きしめ くちづけしたいのさ
さまようこの手がゆきつく所は
お前の変わりに囁く悲しいギター
夜が更けるまで 夜が明けるまで