日増しに覚え増えるこの喉の渇きは
アバズレやコークじゃどうもならないんだ
求め始めたのは確かそう14,5,6,
金に溺れては本当に溜め息が出る
年の離れた下の弟の顔を見ればすぐ分かるよ
そうだね欲しがるよね愛情
何で何でパパママ家に居ないの?
そんな事は俺にも良く分からないんだよ
縫い繫ぐ首元ヨレヨレのTシャツ
いつか俺がお前の好きな物を全部買ってやる
本当に餓えるのが嫌で金をくすねては
喰った飯やけに寒く冷たかったねゴメンね
渇いた喉は何時になれば潤うの何て
呟きながら凌ぎが在れば弾く電卓を
人並みを求めて日銭を稼ぐ毎日は
俺や弟が生きる毎日は必要でしょうか?
Noteをめくる時間以外は汚れた作業着で
現場に着くなり付く砂ボコリ払い咳込む
コンクリートの塊壊しながら頭のbeatに言葉合わせる
只過ぎる毎日を睨み悔やむ
湿ったアスファルトで昼飯を喰い仮眠の最中
おもむろにビルを何度も幾度も見上げる
奴隷の様な扱いはガキの頃から慣れている
全部お金だって事はもう分かってる
何時か必ず叶うか何て分からないけど
Pen握る右手繰り返し見つめ直しまた握り繰り返す
抗っても余計絡みつくだけで何も変わらない
けど俺はこのまま絶対に終わりたくは無い
汗流し働けど働けど楽にならんし
明日の生活の保障は無い抜け出せない暗闇
アレは何時かな?とある日曜日に出る電話先は
最近売り出し中の地元の893
そりゃ欲しいですよ金は有れば幾らでも
今よりマシならすぐにでも犯りますよ
ミテ子の本番やバカラに裏スロ玉をばら撒き
戸籍売買人権何て物は無い
クズがやってる被災地の盗品を捌き
シャブコーク裏で糸引くクソチャイニーズ達
東南系統からまたキログラム買い取り
汚れた893紛いが蔓延る街の客引き
DM作りバラ撒きながら増える
振り込め出し子高利貸しやら街々の詐欺師達
格差にはまり抜け出せない人々を横目に
次第に歪む俺自身のモラルは消える
何時からか俺は他人の不幸の隙間を狙う
姑息な化け狸に成り下がっちまったな
書き溜める詩は現実とは違い嫌悪感がつのり
弟の気持ち裏切り手を染めちまったな
利用を繰り返し捨てる社会の生ごみを分別したがる
俺は静かにあか落ちを見据える
あれは確かセミの鳴く頃隔離された
部屋で独りで喚き散らした8月の房室
負け犬の為の汚い駆除の保健所中でも
継ぎはぎだらけの服を渡される現実
また止まらないむせ返る様な吐き気が出て来るんです
体中の痒みが止まらないです
独りきりの畳の独房の中では
名前何て物は存在しないに等しく思える感覚
頭抱えても変わらない現実に潰されない様に
壁に向かって歌う独り屁理屈
指折り数えては印を付け保つ人格
ギリギリのラインを俺はブレずに歩く
抗い続ける血と骨はいつか俺の周りに
陽を照らしてくれるのだろうか何て思い出す
追い込まれては逃げては意地で搔い潜る
業突張りなりの先はもうすでに見えてる
金で踊らされ付けられる物事や〇×
誰かが言うMoralやRuleは何処に在る?
空白は数年過ぎて今に至るが
あの頃からの幸せの渇きは今も餓えているんです
浸み込み擦り込まれてる痛みには慣れてる
負け犬なりの誇りが今の俺を支えてる
息苦しいなりに必死にもがき喋っています
潤す為にまだ日々唸り上げてるんです
渇きを癒す場所は何処に在るんですか
誰かが座り続ける求めるその場所は
何処に在るんですか?