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帯久 立川志の輔

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聴き比べ落語名作選~後世に残したい名人の落語をたっぷり

年末のある日、帯屋九七が和泉屋与兵衛を訪ねてきて節季の払いのやりくりがつかず、二十両貸してほしいと頼みに来ます。

節季というのは売掛の集金、買掛の払いのことで、その昔は支払いは年に二回(六月と十二月の大晦日)だけでしたが、あまりに長いというのでこの頃は「中払い」と言って三月と九月にも掛け取りをするようになっていました。

和泉屋与兵衛は、証文も利子も取らず快くお金を渡し、お酒を飲ませて帰します。
二十日ほどで帯屋はこの金を返すしますが、次の三月の中払いには三十両、六月の節季に五十両と借り、その都度二十日ほどで返しに来ます。


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