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お慕い申し上げます
まごころ 捧げます
初めての気持ちなの
優しくしてくれたひと
君想ふ 幸せなこの瞬間(とき)が
どうかいつまでも続きますように
大切なものを守る乙女の祈り
清く正しく さぁ精進しましょ
十六夜(いざよい) 月を待って
ひとり天窓に出る
出会った夕暮れの空
忘れじの温もり
黒髪にきゅっとリボンを結ぶ
鏡見るたび 想ひつのらせる
一途な瞳で尽くす大和撫子
純粋は誰にも負けませんわ
奥ゆかしい ロマンスね
丘から見下ろす 今は穏やかな町
交わした約束 遠い風の中
矢絣(やがすり)の裾は けして踏まないように
強く凛々しく 私 生きていく
命も惜しくない
私の女道
けなげな横顔で
まっすぐ見つめてた
いとしいあのひとは
遥かな彼の国に
せつない想い出を
幾度も抱きしめるように