たしかなもの
(作詞・曲:八木智之)
どんな悲しいことがあったのか
わからないし、聞くこともしないけど、
もしも話したくなったら...
いつでも聞くからね!
「誰も、もう信じれない。」
そう言って、孤独(ひとり)を選んでも、
結局は寂しさに負けそうになって、
温もりのある場所を探す。
そんなもんだよね、僕らは
相反するふたつが必ずしも
対極(とおく)にあるとは限らない。
全てを理解し合うことなんて、きっと
無理だと思う。でも...
歩み寄って感じる確かなものがそこにある。
強がって見失う
真実(ほんとう)は、求めたときに
雲間へと身を潜め
君はまた微笑い、大丈夫なフリをする。
なんて言いながら、僕だって
時々言葉があまりに無力すぎて、
情けなさ抱えて凹んだり...
もしも、探し続けてた答えが意味をなくして
傷つけ合うだけの未来は嘘でもいらない。
だから、僕は、君の確かなものでいたい。
価値観なんて、揺るがないものなんて
時と共に変わりゆく...。
ただそれに従いていくだけなんて、
嫌だから。
探し続けてた答えに裏切られても、
傷つけあうだけの未来は嘘でもいらない。
だから、
理解し合うことで始まる小さな明日に、そう
歩み寄って感じる言葉にならない何かが、
時に、何よりも、強い確かなものになる。
どんなに変わっても、
僕は確かにここにいる。