いつか君(きみ)が瞳(ひとみ)に灯(とも)す愛(あい)の光(ひかり)が 時(とき)を超(こ)えて
滅(ほろ)び急(いそ)ぐ世界(せかい)の夢(ゆめ)を 確(たし)かに一(ひと)つ壊(こわ)すだろう
躊躇(ためら)いを飲(の)み干(ほ)して 君(きみ)が望(のぞ)むモノは何(なに)?
こんな欲深(よくふか)い憧(あこが)れの行方(ゆくえ)に 儚(はかな)い明日(あした)はあるの?
子供(こども)の頃(ころ)夢(ゆめ)に見(み)てた 古(いにしえ)の魔法(まほう)のように
闇(やみ)さえ砕(くだ)く力(ちから)で 微笑(ほほえ)む君(きみ)に会(あ)いたい
怯(おび)えるこの手(て)の中(なか)には 手折(たお)られた花(はな)の勇気(ゆうき)
想(おも)いだけが頼(たよ)る全(すべ)て 光(ひかり)を呼(よ)び覚(さ)ます
願(ねが)い
いつか君(きみ)も誰(だれ)かの為(ため)に 強(つよ)い力(ちから)を望(のぞ)むのだろう
愛(あい)が胸(むね)を捉(とら)えた夜(よる)に 未知(みち)の言葉(ことば)が生(う)まれて来(く)る
迷(まよ)わずに行(ゆ)けるなら 心(こころ)が砕(くだ)けてもいいわ
いつも目(め)の前(まえ)の哀(かな)しみに 立(た)ち向(む)かう為(ため)の
呪文(じゅもん)が欲(ほ)しい
君(きみ)はまだ夢見(ゆめみ)る記憶(きおく) 私(わたし)は眠(ねむ)らない明日(あした)
二人(ふたり)が出会(であ)う奇蹟(きせき)を 勝(か)ち取(と)る為(ため)に進(すす)むわ
怯(おび)えるこの手(て)の中(なか)には 手折(たお)られた花(はな)の刃(やいば)
想(おも)いだけが生(い)きる全(すべ)て 心(こころ)に振(ふ)りかざす
願(ねが)い
囚(とら)われた太陽(たいよう)の輝(かがや)く 不思議(ふしぎ)の国(くに)の本(ほん)が好(す)きだった頃(ごろ)
願(ねが)いはきっと叶(かな)うと 教(おし)えるお伽噺(とぎばなし)を
信(しん)じた
静(しず)かに咲(さ)き乱(みだ)れていた 古(いにしえ)の魔法(まほう)優(やさ)しく
世界(せかい)を変(か)える力(ちから)が その手(て)にあると囁(ささや)く
終(お)わらない夢(ゆめ)を見(み)よう 君(きみ)と行(ゆ)く時(とき)の中(なか)で
想(おも)いだけが生(い)きる全(すべ)て 命(いのち)を作(つく)るのは
願(ねが)い