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イ・ラン − 世界中の人々が私を憎みはじめた

セカンド・アルバム 『神様ごっこ』 より
*日本盤は2016年9月15日にスウィート・ドリームス・プレスから発売、ご注文は下記より。
http://sweetdreams.shop-pro.jp/?pid=107187119

作詞・作曲・歌:イ・ラン(Lang Lee)
http://facebook.com/langlee.seoul

チェロ:イ・ヘジ(Hyeji Lee)

プロデュース・録音・ミックス:ギム・ギョンモ(Kyoungmo Kim-Sunkyeol)
http://facebook.com/sunkyeol

映像:ラヤ(Raya)
http://lightonthewall.com

録音・撮影場所:雨乃日珈琲店
http://amenohicoffee.com

翻訳:清水博之

Somoim Records
http://somoim.kr

Sweet Dreams Press
http://www.sweetdreamspress.com

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世界中の人々が私を憎みはじめた

世界中の人々が私を憎みはじめた

私が彼らを愛していると言いはじめた時から

人々はおかしなものを褒めはじめた

例えば私がよく知っていることについて

実際に私がどんなことを話すかは重要とせず

人々は言葉と言葉の間のユーモア探しにだけ熱中した

私が行かなくてもいいパーティーに招待された

招待客名簿には

私は自主的に生きようと考えた

だから私が選択しない事柄について2回ずつ考えてみた

でも日常という名のもとに

寝たり動いたりすることは

無気力感や恐怖心がやってきたら

私は泣く代わりに自転車に乗って外を走った

私のように泣き方を 失くした多くの人々が

どこかに金をつぎこみ いっしょうけんめい汗を流していた

周りの人たちは 払い落せとよく言った

ヨガの先生も最後には手足を力いっぱい振り 払い落す動作をさせた

でもなぜ人々が私を憎みはじめたのかという考えだけは

簡単に払い落すことはできなかった

運動してお茶を飲んでも眠りはやってこず

私はキッチンの食卓に座り 友だちの帰りだけを待った

友だちが帰ってきて2階にあがり

ぼおっとしているうちに だんだん眠りがやってきた

ぼやっとしているうちに 友だちが帰ってきたら だんだんだんだん眠りがやってきた

おじいちゃんがニンニクをむいていたベランダで

お父さんがニンニクをむいているよ

おばあちゃんが掃除していた冷蔵庫を

お母さんが掃除しているよ

お母さんの服は私によく似あい

お姉ちゃんはだんだん私と違っていき

弟は太っちょになり酒をよく飲むようになり

ひょっとして私が死ぬ前に ひょっとしてお父さんが死ぬ前に

私たちは一度だけでも話しあえるだろうか

いつか私が 人に聞かなくても答えを知っているぐらいの大人になって

結局 私を傷つけたいくつかの事件には 実は何の理由もなかったということを

何の意図もなかったということを知ることになれば

そのまま私たちは

そのまま私たちは

顔を合わせればひたすら悲しくなり どんな会話もせず

あの時、ひょっとしたら一番楽しかった1時間あるいは2時間 いや1日の

その記憶を ふたりのどちらかが持ち偶然出会ったとしても

ただ笑って挨拶するだろうけど

実は私は全てを覚えているよ

あの時輝いていた髪の毛たちと

輝いていた歯たちと

あの時輝いていた単語たちと

あの時を思い出す手振りたちと

あの時を映していた鏡たちと

あの時と同じ習慣

起きるなり低い声で呼びかけた いくつかの名前たち


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